2009年4月26日

街道手仕ごと市構想!?

こんばんわ!
そして朝が来そうです。じっぺいです♪


最近、東海道品川の「品川てづくり市が熱い!」とよく耳にします。

主催者のクロモンカフェさんが、地域の人たちと連動を取りながら、地域振興と結び付き、かなりホットな様子…!

友人のKEIさんから最初にご紹介を頂き、それ以来、かなり気になっています。


品川てづくり市の主催者であるクロモンカフェさんと言えば、

「鬼子母神で始まった雑司が谷手創り市に影響を受け、品川てづくり市を始めた」

と聞いたことがあり、

「その雑司が谷の手創り市を始めたロジカフェさんは、京都のてづくり市に影響を受け、場所を探して鬼子母神から始めた」

というお話も最近になって聞き及びました。


う〜ん、はやく自分たちも‘手仕ごと市’を始めたいもんです!

そしてそれを通して、各地の街道沿いで「てしごと・てづくり」の楽市楽座を開くきっかけを作って、歩いて回れる町並み、歩いて旅できる街道を再興したい…!!

急務ですね、おもてなし大国ジャパンの一員としては!笑

この「街道手しごと市構想」通称、「楽市楽座草案」は、出来れば東京にオリンピックの誘致が決まるまでには、どうにか一般に認知されるくらいまで普及させたい構想です。

過去に3度の都市整備に失敗した東京は、そろそろここらで、きちんとした都市インフラの整備を終えて、後はソフト的な充実(文化)を図っていけるような土台を作り、市民活動が豊富になる方が、イイような気がしています。

ちなみに過去3度の失敗というのは、

1. 関東大震災後の復興期(予算を4分の1にケチった為)
2. 東京大空襲後の戦後復興期(GHQと農地解放でストップ)
3. 東京オリンッピクの時(ハコモノに目がいっちゃった)

で、関東大震災後の「グリーンベルト構想」が一番壮大かつ魅力的な都市構想で、山の手から東京都下までを緑化地帯で覆うという、何ともスゴいアイディアで、理に適った素敵な案だったのです♪

ですが、戦後にそれをもう一度やろうとしたら、GHQに「待った!」をかけられ、この点で農地解放もマイナスに働いて、緑地化失敗…

流石に東京オリンピックでは…と思うも、この頃には、国家百年のスケールで都市を整備する目線が薄れていたのか、ハコモノや道路に終始してしまい、現在の有り様なワケです…

う〜ん…もったいない!

そんなわけで、にょけたちの楽市楽座草案は、まず「てしごと・てづくり」のイベントを企画して、それを軌道に乗せながら、まちづくり、としづくりを見直すようなきっかけになれれば…と考えています。



ちなみに世界的に「住み易い!」と言われている海外から見ても魅力ある都市というのは、共通した特徴があるそうです。

・車が侵入しない公共のオープンスペースがある
・道路両面に商店街が存在しており、地域会が機能している
・建物の年代がまちまちで、雑多である

これ、冷静に考えれば「住み易い町は、歩いて回れて、暮らし易い」ってことのような気がします。

「車が侵入しないから、子どもがそこらで遊べる」
「子どもがそこらにいるから、大人の目が集まって、地域コミュニティも生まれる」
(子どもがいると、世代を超えた会話が自然と生まれてきます)
「地域の人が会話するような町なら、商店街も生き残れる」
(何せ顔見知りだから、融通が利く!いっつも割引♪)
(ありがとうございます!)



逆説的に、

「車の侵入する町は、子どもを安心して路上に放置できない」
「どこの誰かわからない人が、車で突っ切れるので、犯罪も気になる」
「車で買い物に行くので、個人経営の商店街は死滅」
「地域コミュニティの消失(もしくは、生まれない)」
「世代交代が起きず、建物が均質」

と言えるのかも…

…思い出すと悲しい、コンビニ/スーパー/ファミレスしかなかった町並み…涙