みなさま、お気付きでしょうか!?
左側のにょけかわら版に、六本木ヒルズで開催されているフランス映画祭2009のバナーが貼られていることに!!
実は今日から始まり、15日には終了してしまいます…!涙
そして、パシフィコ横浜で開かれているボートショーも同じ日で終わってしまいます…!!涙×2
そして一番見たかった「ジョニー・マッド・ドッグ」も終わってしまっている…涙×3.5
ちなみに少し、ジョニー・マッド・ドッグのことをご説明。
この作品は、いまだにインターネットの回線マップが真黒になっている、アフリカ中部のリベリアで少年兵として戦った少年達が実際に出演した、ドキュメンタリー映画です。
(追記、ジョニー・マッド・ドッグはドキュメンタリーではなく、ノンフィクションでした。コメントを寄せて頂きありがとうございます♪早とちりんじっぺいに代わって、にゅっこが訂正をさせて頂きます)
アフリカ中部は、欧米の列強国が統治の置土産として残した上置国境(民族対立が起き易いように国境線を引くこと)によって、民族対立が止まらず、1990〜2005年くらいまでの間に起きた2度の悲惨な内戦によって、少年兵がそこら中で死んでいたという現実があります。
JICAなどの出版物を読むと、アフリカ中部の戦争に巻き込まれた子供たちは、薬物を打たれ、恐怖を感じなくなった状態で戦地に送られ、そのまま置き去りにされることが大半で、たまたま生き残っても、その後は戦争の後遺症で苦しむことになります。
このような現状は、百年程前に植民地支配を行い、つい数十年前まで実質的に統治し、現在でも国益の為に、内政干渉を続ける欧米諸国の野心が原因です。
例えば、フランス映画祭を紹介しながら、その事実に驚かれるとは思われますが、フランス政府はアフリカ北部への実質的な支配権を行使し続ける為に、常に内政干渉しています。
(当然、フランス映画祭に参加されている方達は、それに反対しているわけですね)
ともかくフランス政府っちゅうのは、したたかです。
アメリカからの影響を被らない為に、MicrosoftのWindowsを国内から追い出しつつ、アフリカルネッサンスの象徴であるUbuntuを政府採用したりするんですから、ちゃっかりしてます…
無論、フランスの国民、特に若い世代は、大いにそういった政府のスタンスに反対のデモを起こしているのですが、やはり国家の限界というのでしょうか…
民意は反映されず仕舞いです。
本当は、この投稿は‘にょけ強化合宿’の続きとして、制約条件の理論(TOC)について記録しようと思ったのですが、しばらくペンを置き、このトピックを一人でも多くの方に見てもらえることを希望しております。
2009年3月12日
ジョニー・マッド・ドッグ
ラベル: global issue, Ubuntu, WorldAction, 平和
1 コメント:
管理人さま
一点情報に間違いがありましたので
訂正させてください。
ジョニー・マッド・ドッグは元少年兵をキャスティング
してますが、ドキュメンタリー映画ではありません。
シナリオのあるドラマ(劇映画)です。
昨晩、フランス映画祭のオールナイト上映で
見てきました、通りすがりの者です。
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