私は通っている学校柄、デジタルコンテンツに興味があります。
現在は、ネットが普及し、メディアから流される情報をただ受けていた状態から、自分で選び、さらには自分で発信出来るようになりました。
その発信される情報をまとめてコンテンツと呼ぶのですが、探してみるとなかなか興味深いものがあります。
私の考える理想的なコンテンツとは、得ていて幸せな気持ちになれるもの、またそれまでの知識や意識の幅を大きく広げてくれるものです。
今日紹介するものは、一見アニメーションからは関係ないのですが、学ぶところが大きかったので書こうと思いました。
そのコンテンツとはGoogleの提供している、GoogleEarth。
GoogleEarthとは3D空間に衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて仮想の地球をつくり、地理情報を提供するソフトウェアです。
そこでは全体の地形はもちろん、細かな建物まで見ることが出来ます。
これをはじめて見たときは今まで見聞きしてきた世界とはまったく違う、壮大な地球を目の当りにして目から鱗が落ちました。
年々広がっていると言われている砂漠や、世界一と呼ばれる山脈など、自分の貧弱な想像をはるかに超えた世界がありました。
そんな中、一番印象に残ったものが、Darfurで起きた紛争の情報でした。最初遠くから眺めているときは小さく印がある程度で、世界遺産か何かかなと近付いてみると、画像一面に広がる炎のマーク。
その中心にあるアイコンをクリックすると詳しい情報が表れ、そこがダルフール紛争のあったところだということがわかりました。
さらにWEBアドレスも掲載されており、文章の最後には"Learn more about the genocide in Darfur and what you can do to help."とありました。
その画像はどんなニュースよりも身に迫るものがありました。
この記事はGoogleとUnited States Holocaust Memorial Museumが協力し掲載したもののようです。
これを見たときにこういった形の報道もあるんだと感心し、大変喜ばしいことだと思いました。
こういう風に事実を知ることができ、考える機会、活動するチャンスが増えていく…。
世界平和は本当に難しいことで実現も無理なんじゃないかと思ってしまいそうになるけれど、こういうコンテンツが生まれていく様子を見ると、私もコンテンツ製作者を志すものとして頑張らねばと思います。
素晴らしいコンテンツに触れると学ぶ意欲が二倍三倍にもなります^^がんばるぞ〜!!
2007年5月11日
これもひとつの報道
ラベル: 3DCG, global issue, GoogleEarth, 雑感, 紹介, 平和
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