2008年8月4日

体験

 今日は、ある映画について、見ようか見まいか、悩んでしまった。前評判で100%感情的に悪影響のある作品とわかっていて、でも質は高い。さて、どうしよう?・・・ということで、その映画を見たことのある旦那さんに相談しました。結論は、やっぱり見んどこう・・・。グランジロックと一緒で、他の人の傷やトラウマを自分のものと重ねて没入しかねない。もう十分、そんな時間は過ごしてしまった。今は、大切な人たちが目の前にいるのに、もったいない気がして。その映画とは、リリィシュシュのすべて。


 さすがリリィ、考えただけでもネガティブ~~~な気持ち。これは「とにかく運動だ!!!」、真昼間に外へ飛び出す。目指すは駅の果て。行ったことのない町。同じ東京の中にいるのに、全く知らない町並みに迷い込み、気分はちょっとした旅行。照りつける日差しと、寂れた商店街と、お寺。イグアナを連れたお姉さん、車椅子で緩やかな坂道を滑るように降りてくる親子。なんだか、出会えそうで、出会ったことのない光景。


 しばらく歩いて今度は果ての見えない商店街!これか、活気のある商店街とは!と思うほど。これに比べるとうちのちかくの商店街は活気がないほうなのかも(十分と思っていたけど)。そしてなんだかおばあちゃんたちが元気。ハイカラ、という言葉が似合う感じでした。


 今日はとにかく歩いて歩いて、汗をかきかき、リフレッシュして帰ってきました。相談に乗ってくれて、楽しい町へ連れて行ってくれた旦那さんに大感謝!悩んでも数時間で元気になれるのはあなたのおかげです!

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